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スパイスカレー

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スパイスカレーは自宅では作れないと思っていた。

昔テレビで観た女優さんが、カレーを作るという企画があった。おぼえきれないほどの無数のスパイス、コク出しにチョコなど、とにかくすごい種類を投入していた。それを見て幼少期の自分は「スパイスカレーというものは膨大な種類の素材がいるめんどくさいもの」と思い込んだ。

そこから20年以上経て、第六次(推定)カレーブーム到来。友人と時間つぶしに入ったインドカレー屋さんが大当たりでとにかく美味しかった。料理が苦手で基本的に作りたくないものの、ストレスがたまると料理したくなる性分なので、とにかく簡単に・手間がかからず短時間で出来るスパイスカレーレシピはないものかと探し始めてすぐに一冊の本にたどり着いた。

【ひとりぶんのスパイスカレー】著:印度カリー子
ペンネームからインパクトとインドカレーが大好きなんだなと思わせるには初見で十分すぎて、ペンネームとは大事なものだなと思った。

閑話休題。とにかくこの本の良さは基本のグレイビー(カレーでいうルー)を作ってしまえばあとは足し算・掛け算レシピ。レシピ本は大抵家族用に作られているものが多く、二人前・四人前が多いため一人分を作りたい私には分量を割り算しないといけないめんどくささがあったが、この本は一人前レシピなので便利。人数分作りたければ掛け算すればいいだけなので割り算苦手、掛け算比較的得意な私にはとても合っていた。またグレイビーの作り方も全てが1。具材も1、小さじ1、とにかく1・1・1レシピなので一回で基本レシピを覚えられるという最大の特徴がある。記憶力のない人にはとくにおすすめ、そう私である。

そしてドキドキワクワク初回のスパイスカレーはグレイビーを水で割り、チキンを投入するだけの基本のチキンカレーを作った。

正直、一口目の感動は今でも覚えている。市販ルーを入れなくてもカレーの風味がある感動、そして美味い。カタコトのインド人の経営するカレー屋さんで似たものを食べた感。料理に対して苦手意識しかなかった私はまるで料理上手になったかのような錯覚で気がつけば皿は空っぽスプーンが止まらなかった。その日から毎朝スパイスカレーを食べている。毎日続く理由はグレイビーを割るもの(水・牛乳・ヨーグルトなど)やメインの具材でいろんな味に変わる為まったく飽きない。また回数重ねるごとにグレイビーのスパイス調合を変えてみたりと楽しみを見出している(時に失敗もするけれど化学の実験のようでそれはそれで楽しい)。

スパイスカレーの味に慣れた頃に驚いたことがあった。
二週間ほど毎日スパイスカレーを食した頃、市販のルーで作ったカレーを晩飯に食べた時に「え?カレーってこんなに重たかったっけ??」と口の中や胃にズシンとくるものだった。今まで感じたことのない衝撃で一杯食べるだけで胸いっぱいになってしまった。著者が「スパイスカレーは意外とヘルシー」という言葉を実感した瞬間だった。スパイスカレーはとにかく軽い。またスパイスは食べる漢方と言われているらしいので生活が乱れがちな私は体に優しいものを食べているという実感も与えてくれるので食後はとても気分がいいし、食後のコーヒーがとても美味しく感じる。なのでコロナで缶詰気味ながら気持ちは思いの外ハッピーなので印度カリー子さんには心の中で毎日感謝している。

こいしゆうかさんが漫画のみで描かれているレシピ本も楽しかった。
こいしさんの料理への苦手意識が私と全く同じだったため、とても共感できたし徐々にスパイスにハマっていく様も然り。

    

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